教会所報  
あずまのひもろぎ5月号
 

 

教主様御親教(上)

 
 
 
平成二十六年四月十三日 

 皆様、ありがとうございます。


 今年は、黒住教が誕生しまして二百年という節目の年でございます。


 数年前のことですが、岡山の大学の先生から「黒住教は立教二百年を迎えられるそうですが、大変なことですね」と言われ、「日蓮上人とか親鸞上人、弘法大師は何百年ですから桁が違います」と申しましたら、「あの方々は開祖であって教祖はインドの方で、日本人を教祖とする宗教が二百年を迎えるのは初めてのことですから責任重大ですよ」と言われ思わず恐縮したことですが、先輩また今日の皆様方のおかげでこの年を迎えることができましたこと、まことに有り難く思っております。しかも東京大教会所の所長を長男の副教主が受け持たせていただいて、二百年の年の教祖大祭に、教会所におけることでは初めてのことですが、随行で次男の宗忠神社宮司と、親子三人揃ってこの場をいただきましたことを有り難く思います。


 実は、毎年親子三人でつとめる御祭りがあります。何かと申し上げれば、ちょうど一週間前に行われました御神幸(ごしんこう)です。これはもう何十年とつとめてまいりました。御神幸は戦後復活して六十三回を数えます。その歴史は結構古いものでして、大元の宗忠神社が御鎮座なりまして来年が百三十年で明治十八年に御鎮座なってその翌年の明治十九年に御神幸は始まっています。百五十二年前の江戸時代の最末期に当時の王城の地京都のしかも全国の神社をお世話する吉田神社の東南の高台の一等地をご提供いただき、時の帝孝明天皇から宗忠大明神という神号を賜って、宗忠神社が御鎮座なり、百五十年の御祭りが一昨年斎行されました。それが明治になり我が教祖生誕ご立教の地大元にも宗忠神社をという先輩の信仰とご努力の結晶が今日の宗忠神社となっているわけですが、実は黒住家の代々は今村宮と申します岡山藩の守護神社の神職でありました。教祖神もそこの神職から神仕えが始まるわけですがかつてお仕えになられた今村宮の御斎神いまは宗忠大明神として祀られた教祖神の神様同士のお引き合わせをしようということで当時の先輩が始められたのが御神幸であります。明治十八年に御鎮座になって翌明治十九年に御神幸が始まったということは先輩方は一方で神社を造りながら一方で御神幸の御鳳輦(ごほうれん)からすべてお道具を(しつら)られていたわけです。明治十九年立派御神幸の第一回が斎行されました。今はほぼ千人の皆様方の奉仕ですが、その当時六百人はいらっしゃたでしょう。第一陣から第五陣まで長々と続きます。第一陣が今村宮に着いたころに大元から第五陣が出発するというような御神幸ではなかったかと思います。岡山の地元の皆様方とするとこれだけの御祭りをぜひとも岡山のを通っていただきたいといういわば町衆のご要望に応えたかたちで明治二十四年から天下の名園と名高い後楽園を御旅所としての今日の御神幸となりました。もっとも戦前戦中戦後のしばらくは途絶えておりましたが昭和二十七年に地元の岡山の皆様方からの声があがり御神幸が復活して今年で六十三回ということになります。戦前と違うのは、色々催し物も加わってきまして人数も増えているわけですが、何よりも有り難くいただいていますことの一つは斎主である私、副斎主であ副教主が御馬車に乗せてもらうということです。の御馬車もったいなくも大正天皇がお乗りになっておられた御馬車なのです。大正時代のイギリス製の御馬車です。今年は立教二百年ということもありまして格別に有り難く感じ入りました。思えば三年前の三月十一日あの大災害直後の御神幸は斎行すべきか否か教団の中でも色々意見がありました華やかな御神幸行事は自粛すべきではないかとか、いや戦後の瓦礫の中に日本、岡山の復興そして二度と戦争が無いようにと世界の大和を祈って先輩が復活さた御神幸なのだからこういうときこそ祈りの御神幸をつとめるべきだそういう声が強くなりましていわゆる鳴り物を吉備楽以外は自粛した粛々たる御神幸が斎行されました。大元を出発した直後、私たちの乗る御馬車の後ろから朗々たる声が聞こえてきました。それは祭典奉仕の教師祈りした大祓詞(おおはらえのことば)を唱えながら往復六時間近くをつとめてくれました。これまでですと「御神幸だ見に行こうという人が多、時々は手を合わせる方もいて、中には拍手を打ってくださる方もあるのはあるのですが、三年前のあの御神幸のときは本当に沿道のさんが拝んでおられました。ということは我々自身がいつの間にやら御神幸を見世物にしてではないかという反省もありました。爾来昨年も今年も朗々とお祓いをあげてくれる教師に支えられるようなかたちで有り難くおかげをいただきました。それは与丁という御鳳輦を担う皆さんをはじめ多くの奉仕の方々も同じで、熱く有り難く感じた人が多かったようです。


以下、次号





■トピックス

◎教祖大祭

四月十三日(日)、教主様のご参拝をいただいて「教祖大祭」が有り難く斎行されました。

所長先生(副教主様)のご斎主による祭典の後、随行の黒住忠親宗忠神社宮司様の前講。宮司様は、お義父様の昇天に際しての尊い体験を通して、教祖神御神詠の「天照らす神の御心人ごころ ひとつになれば生き通しなり」のところを教えられたとお話し下さいました。

教主様は御親教で、祈ることの大切さ、祈りには計り知れない力が秘められていることをご教示下さいました。(詳細は本紙別掲)

そして教主様の御祈念、お直会と続き、有り難くも楽しい御祭りとなりました。

 

 

◎婦人会だより

*役員会 五月一日(木)

午後○時~

*総 会 五月十四日(水)

午前十一時三十分~(昼食付き)

 

・本部総会 五月九日(金)

岡山の黒住教本部において婦人会総会が開催されます。



 

◇養心塾東京講座「道の端緒(はじめ)」のご案内

教会所を会場にした「養心塾東京講座“道の端緒”」の第六期を開講します。

第六期開講日時

(たん)」の講 七月二十一日(月・祝)

(しょ)」の講 八月二日(土)

いずれも午前九時四十五分受付で、午後五時修了です。

※受講希望、お問い合わせは教会所まで

℡03-3795-4142








■掲示板


◎第十一回「はらから・デイ・トリップ」

 今年の「はらから・デイ・トリップ」は、五月二十五日(日)です。

 「深川の八幡様」として親しまれ、東京都最大の八幡神社である江東区の「富岡八幡宮」に参拝。また、江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現した「深川江戸資料館」の見学や、大泉水、築山、枯山水を中心に全国から集めた奇岩名石を配した明治の代表的な「回遊式林泉庭園」である「清澄庭園」を散策します。


 日常からちょっと抜け出しての半日遠足で、東京の良さを再発見してみませんか。

解散後、有志による懇親会(会費制)も予定しています。


期  日 五月二十五日(日)

集合時間 午後一時十五分

(午後五時解散予定)

集合場所 都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線
「清澄白河」駅A3出口方面改札口付近

参 加 費 無料


 参加希望者は教会所までご連絡下さい。


 


◎吉備楽講習会開催


左記の日程にて吉備楽講習会を開催いたします。岡山より黒住教奏楽寮の小野彰盛楽幹をお迎えして指導をいただきます。(まい)のほか、(こと)(しょう)篳篥(ひちりき)横笛(おうてき)といった楽器の講習が行われます。初心者の方、見学希望の方でも大歓迎です。それぞれのレベルに応じた指導をいただきます。


五月三十一日(土)午前十時~午後五時

六月 一 日(日)午前十時~午後五時

二日間の講習です。ご都合のよい日だけでも結構です。


参加、体験希望の方は教会所までご連絡下さい。


 


第十六回全国教会所一斉社会奉仕

「まることボランティアの日」

日 時 平成二十六年五月二十四日(土)

奉仕先 東京都多摩市中沢1―3一1 社会福祉法人「島田療育センター」

集 合 私鉄京王相模原線、小田急多摩線の「多摩センター駅」 下車

午前十時までに改札口前に集合

 参加者 どなたでも参加いただけます。
草刈奉仕が中心になりますが、それぞれのできる範囲での奉仕で結構です。

申込み 準備上、参加者の氏名を教会所へご連絡下さい。


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