■吉備楽十六日会 あずま支会 東京支部
吉備楽十六日会の本部は岡山市にあり、年に一度全国の支会が岡山に集まり、総会(演奏会)をしています。現在の会長は、黒住教奏楽寮小野盛孝楽長。

あずま支会は、吉備楽十六日会関東地区の会で、現在は東京支部(東京大教会所)と高崎支部(高崎教会所)から構成されています。


(演奏の機会) 毎月の祭典、秋の吉備楽披露の会他
(稽古日)    基本的に毎月第4土曜日午後1時から
          一年に一回、小野楽長をお迎えしての講習会
(稽古場所)   東京大教会所


あなたも吉備楽をはじめませんか?




お問い合わせは
東京大教会所
03−3795−4142まで


吉備楽について


吉備楽は明治5年(1872)に、旧岡山藩の楽人岸本芳秀翁が創めたものです。
江戸時代、岡山藩池田家では雅楽に重きをおいていたために立派な楽人を多数輩出していました。明治3年(1870)に、その楽人の中から岸本芳秀、久山義雄、見垣正香、御船寧気などが藩主の命により、大和の春日神社へ倭舞、東遊の伝習に行きました。その影響で、岸本芳秀翁が大和の国に倭舞があるように、吉備の国にもこの地にふさわしいものが欲しいと願い、吉備楽の創始となりました。
最初に作られたのが、越天楽の曲節に四季の今様の歌を配した「四季の気色」より「春」という曲です。
それ以後、種々苦心研究して多くの曲を作りました。
明治11年(1878)に東京の青山御所において、孝明天皇御妃の英照皇太后陛下および明治天皇の皇后陛下の御前において、御前演奏の栄に浴しました。そして、その頃から「吉備楽」と呼ばれるようになりました。
この御前演奏にご尽力くださったのが当時の岡山県令(今の知事)高崎五六氏で、そのご縁で当時のお歌所長の高崎正風が吉備楽のために作歌してくださるようになりました。そのほか、三条実美、岩倉具視、福羽美静、落合直文、平賀元義、美甘政和などの諸名家の作歌をも頂戴する光栄を得ました。
岸本芳秀翁は、明治23年(1890)に逝去しましたが、それ以後は、高弟小野元範がその正統を継ぎ、今日伝承されている雅楽と優雅な舞から生まれながらもいわばそれらに吉備の国の土の“におい”を加味した独特の音楽「吉備楽」を完成させました。
そして、明治16年(1883)、大元・宗忠神社の上棟祭より祭典楽が新たに加わりました。
戦後においては、昭和42年(1967)には、岡山・後楽園能舞台において、昭和天皇皇后両陛下御来岡の際に御前演奏の栄に浴しました。そして、平成10年(1998)には、アメリカ・ハーバード大学において、ハーバード大学ライシャワー日本文化研究所とボストン日本協会の共催により、「吉備楽演奏会」が開催されました。また、平成18年(2006)には、インド・プーネ市に完成した「プーネ・岡山友好公園」の開園記念式典に吉備楽演奏をしました。

 



吉備楽の種類


家庭楽・・・家庭の趣味、団欒として演奏され、吉備楽の最も主眼とするところです。
余興楽・・・歴史物といわれ、歴史的な物語を振付けたものを演奏します。
祭典楽・・・黒住教大教殿、大元・宗忠神社、各地の教会所の祭典で演奏されます。

 


吉備楽の楽器

打楽器として太鼓・鉦鼓・鞨鼓、弦楽器は筝、管楽器として笙・篳篥・横笛です。演奏は筝を主奏楽器として、管楽器(笙・篳篥・横笛)は付物(つけもの)として演奏します。
 
 
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