6月の御教え
 
















誠には剣も立たず矢も立たず

火にさえ焼けず水に溺れず(伝御神詠)




















《解説》

黒住教の教えを一言で表すと、それは「誠の教え」です。人の“心の神”と言うべき「ご分心」と一体の、万物の親神である天照大御神の御心こそが「誠」と信じて、「誠」の中で、「誠」を()かし、「誠」を尽くして、「誠」に徹することが、この道(黒住教信仰)の修行と言えます。すなわち、「誠という核心を確信して生きる道」です。これ以上の「誠」の解説は控えさせていただきますので、教祖宗忠様が繰り返して説かれた「誠の教え」を、しっかり学んで下さい。

 

身も我も心もすてて天つちの たったひとつの誠ばかりに     (御文一四五号)

天つちの誠の中にすむ人は 有無(うむ)生死(しょうじ)も何かいとわん      (御歌二五号)

天つちの誠の中に生まれ来て 誠を知らぬ人のあわれさ      (伝御神詠)

人は神神は人なり天つちの 誠の道にへだてなければ       (伝御神詠)

誠を取り外すな                        (教えの五事)

誠の道に入りながら心に誠なき事 恐るべし 恐るべし      (御七カ条)

誠一つになりて、日々有り難く身も心も共に生き通しに生きてまいる。このほかに道はないぞ。

(そもそ)も、誠の本体は、天照大御神の御心なり。その大御心の誠、大天地に満ち渡らせ(たま)う。

天地は誠。誠が道。(おそれ)ながら、道すぐに 天照大御神。

(およ)そ三千世界に、全く誠の道を離れたる人は、一人もあるまじ。