11月の御教え
 






















天つちにただひとすじのその道を


すぐに行くこそ楽しかりけれ(御文一四〇号)






























《解説》












教祖宗忠神の御教語(ごきょうご)集「人となる道 神となる道 『生きる教え』」(日新社刊)の、「第一章 まることの道」に紹介された教祖神の御言葉を、まず熟読して下さい。

 

「今ここに、天地(てんち)大道(たいどう)が明らかになる時が来たれり。―天地丸いかしの御神(ごしん)(とく)がいよいよハッキリと現れるご時節が到来せり。―皆々油断はなりませぬぞ!」

「我れいやしくも、自然の(てんめい)を受けて、萬事(ばんじ)天命に(そむ)かず、一切我を離れて、天命のままに天地自然の誠の道を説き(たてまつ)る」

「その道というは、もとより、この黒住宗忠の道ではない。もったいなくも、日の神の大道を説き奉る。―(おそ)れながら、天照大御神の大道を明らかにして、御神徳を世の人々に少しも早く知らせたいばかりなり」

「もったいなくも、道は日の神の御道なり。およそ三千世界にこの道をはずれたる人は一人もあるまじ」

 

 天命を直授(じきじゅ)なさった教祖宗忠神の裂帛(れっぱく)の気迫がひしひしと伝わってくる御言葉に接し、「(あめ)つちにただひとすじのその道」の有り難さを、まずはお心の中に徹して下さい。

 そして、この御歌に詠まれた「すぐに」の深意を学ばせていただきましょう。

 「すぐに」、すなわち「直ぐに」は、「(ただ)ちに」であり「真っ直ぐに」であり「真素直(正直)に」であり「(じか)(直接)に」です。それぞれの解説は行わなくても、「直」の読み(意味)に思いを致すだけで、この有り難き「天地の大道」、「天地自然の誠の道」、「日の神の大道」、「天照大御神の大道」を私たちがいかに「行く」かを学ぶことができます。

そして、教祖神の説き明かされたこの道の何とも有り難く(うれ)しいことは、この道を行くことこそが「楽しい」と締めくくられる徹底した“楽天の教え”であるということです。

 お道づれの皆さまには、来年十一月三日の「立教二百年大祝祭」の最終日まで、「教祖神報恩 一千万本お祓い献読」を励んでおられることと存じますが、どうぞ日々の楽しみとして、共に勇んでつとめてまいりましょう。






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