今月の御教え

天照らす神の心にかないなば

    よろずに成就せざることなし (伝御神詠)




《解説》

 今月も、教祖宗忠神が詠まれた「天照らす神」で始まる代表的な「七首の御神詠」を学ばせていただきます。

 今月の御教えは、一切万物を生かそう育もうとお導きおはたらき下さる天照大御神の御心にかなう、すなわち沿うことができれば、「何事も必ず成就する」と教祖宗忠神が力強く声高らかに宣言して下さった御歌で、救いを求める数多くのお道づれが、大御神のご神徳を信じて願い祈り念じてきました。

 日の大御神のおはたらきですから、日の光で火をおこそうとした場合を考えてみると分かりやすいかと思います。日当たりの良い場所で、磨いたレンズをかざして、対象物に光を集めて焦点を絞り込めば、自然と火が付くことは誰でも知っています。教祖神は、「祈りは日乗り」、「誠の祈りにて(かな)わぬことなし」、「時々刻々常祓いに祓えよ」、「陽気に成れ」、「天照る御神(おんかみ)への信心は、少しも少しも陰気ぎらいなり」、「『まじない』は『(まじ)りない』なり」、「臆病と疑いが去らねばおかげは現れぬぞ」、「精根弱くては祈りても神徳薄し」等々、“日の御徳(みとく)”をいかに受けて“日の御蔭(みかげ)”を確かにいただくかを、これでもかこれでもかと繰り返して御教え下さっています。

「対象物が“黒い”方が火が付きやすい...」などと言葉遊びをすべきではありませんが、“日の志”とも読める“黒”に“住む”お互い黒住教道づれが信仰する教祖神の御教えは、“日の本”=“日が本”の徹底した“日の教え”であることは、ここ数ヵ月で学んできた「七首の御神詠」からも明らかです。万物・万人にすべからく偏りなく降り注いで下さる天照大御神の広大無辺なる御恵みを、真正面から一心不乱に信じ切り任せ切って、たとえ思い通りの結果でなくとも「一切神徳(すべてはおかげ)」と有り難くいただける揺るぎない信心を養ってまいりましょう。

「天照らす神の御徳は限りなし受くる心に限りなければ」(伝御神詠)

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