12月の御教え

ありがたや我日の本に生まれ来て

その日の中に住むと思えば  (御歌四六号)




《解説》

立教二百年の師走を迎えました。今年の冬至の日が、正真正銘の黒住教立教二百年の当日です。宗忠様ご自身のお誕生日でもあったちょうど二百年前の冬至の日の朝、東天に昇る朝日を拝し、迫り来る()(かたまり)を大感激の内に()み込んで天照大御神と一体になり、教祖宗忠神として立たれたのが黒住教立教の瞬間です。

後に「天命直授(てんめいじきじゅ)」と称えられるこの宗教体験を通して、日の出の太陽にその()姿を現される天照大御神こそ、天地自然、一切万物の大元・親神であることを確信して、その尊き御徳、御光、御はたらきの中で生きとし生けるあらゆるいのちが共に生かされて生き栄え、「人は『日(とど)まる』の義。『日と(とも)にある』の義」と御教えのように、「人は天照大御神の分心をいただく神の子」との真理を、身をもって教祖神は説き明かされました。

「人は、罪の子でも(けが)れの子でもなく、尊い神の子」という教えの神髄を信じ切って、“心の神”たるご分心の鎮まる自分自身の心をいかに養い、祓い、清め、鍛え、磨くかが、私たちの修行です。

昨年十月一日から、立教二百年大祝祭の最終日である今年の十一月三日までの三九九日間、全国のお道づれとともにつとめた「立教二百年 教祖神報恩一千万本お祓い献読」は、最終日の報告が各教会所で集計されて本部に届けられた十一月七日に、満願成就のおかげをいただき目標を超えました。絶妙のタイミングに恐れ入るばかりですが、十回にわたって斎行された大祝祭も毎回が感動の連続で、万余の参拝者・奉仕者の皆様とともに喜びを分かち合わせていただきました。

日の本に生まれ、日の教えを信じて、日の御蔭をいただくことが何と有り難いことか・・・。

いよいよ黒住教は「立教三世紀」を迎えました。“サン(Sun : お日様)世紀”を、心晴れ晴れ、意気“陽々”と、存分に日の中に住まわせていただきましょう!

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